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今年、81本目の映画。
もちろん、ご当地作品というのが、観る動機ではありました。神様のカルテなどと同じように・・・・・
しかし、イイ意味で期待を裏切られた作品でした。年間、2~3本はそういう作品があるのですが、この作品がなろうとは・・・・・
実は、原作についても、私は、会社にある本をパラパラとめくった程度でちゃんとは読んではいませんでした。
誰でもが感じる事ではあるが、過去には戻れない・・・・・過ぎ去った時間は取り戻せない・・・・・そこには、普遍の絶対真理が存在する。
しかし、彼らの想いがパラレルワールドを出現させる。そんなピュアな彼らの想いが、松本の澄んだ空気と緑とにかさなる作品になっています。だけど、とてもせつなく胸がしめつけられる想いにもなります。
そして、ラストのシーンの弘法山からの夕陽の美しさには、あらためて、松本の美しさを感じさせてくれるそんな、映像になっています。
ただ、作品の展開としては、前半は、どこにでもあるような学園ものとして、進んでいきますが、後半は、ハンカチをしっかり握って観る展開にかわっていきます。
そして、私としては、土屋 太鳳より、同じNHKでも、ちょっとキツメの演技で教育の方に出ていた山崎 紘菜の演技を観れたのも収穫でした。
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