永遠の0

永遠の0今年、106本目の映画。

なんといっても、岡田 准一の演技を絶賛すべし。見事に、ゼロ戦パイロット、宮部久蔵を演じ切っています。

監督はもちろん松本市出身、山崎 貴ですが、ゼロ戦の戦闘シーンのリアリティ感は物凄くよく表現されています。

作品としては、最後まで、しっかりと観ることのできる内容になっています。宮部が、特攻で敵艦に突っ込む最後の表情からは、全ての想いが伝わってきて、涙なくしては、観ることはできません。

ただ、戦時下の軍隊において、宮部のような人物がいたかどうかは正直わかりませんが、強い信念や愛はいつの時代でもまわりを動かしていくことをものがったています。

そして、もうひとつ、松本平に住むものとして、忘れてはいけない人物がいます。
それは、上原良司です。私は、この作品を観ている間、ずっと彼のことが、脳裏から離れませんでした。穂高有明出身、学徒出陣で22歳で特攻で戦死した人物です。お墓は松本の万年寺あります。彼の出撃前夜に書かれた書簡が、『きけわだつみのこえ』の巻頭に載せられています。驚くほど淡々と綴られていますが、生への想いは間違いなく、宮部と同じであったと思います。








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2013年12月25日 Posted byビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 11:34 │Comments(0)邦画

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