ペンタゴン・ペーバーズ

今年、16本目の映画。

スペースものでもなく、サスペンスでもなくて、ラストまで緊迫感を、持続させられる作品は、そう多くはないと思う。当然、スピルバーグ監督の手腕ということですね。

やはり、事実はそれ以上でもそれ以下でもないから、このカテゴリーの作品で観る側の心を動かすのは、なかなか難しかったりする。まぁ、事実は小説よりも奇なり というケースもあるけれど・・・・・ただ、この作品は、トム・ハンクスとメリル・ストリープの2大巨頭の卓越した心情表現が、作品を数段押し上げた感はります。

国家権力vsマスコミという構図は、普遍のテーマでもあるが、しっかりと切りこんでいく一面と、アメリカ万歳的な一面と双方の顔がある、そんな国であるとアメリカをあらためて感じた作品でした。








  


2018年04月04日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 20:07Comments(0)洋画

15時17分、パリ行き

今年、15本目の映画。

タイトルに、少し魅かれて観てみましたが・・・・・

クリント・イーストウッド監督が、作りたかった作品ということで、納得しましょう。
今回の作品は、特に?そうだったのかなぁ(笑)・・・・・

事実は、それ以上でも、それ以下でもないから、描き方の難しいカテゴリーではあるとおもいます。が、しかし、登場人物の紹介で、作品のほとんどを費やしてしまっているのは、何とかならなかったのかなぁ?

見せ場は、ほんの数分しかありません。





  


2018年04月01日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 17:27Comments(0)洋画

グレイテスト・ショーマン

今年、14本目の映画。

ミュージカル映画です。
非常に、エンターテイメント性は高く、スクリーンに、クギ付けにさせられます。

説教じみているわけでは、全くなく、人生において、大切なものは何なのかを、イヤミなく教えてくれる。観て良かったな、とう感覚の残る作品です。

バーナム(ヒュー・ジャクマン)の常に、人を喜ばそうという奇想天外な発想と、常に、家族を愛するという精神には、どちらも一流のものを感じますね。

2人の子役が、とても可愛いです。







  


2018年03月28日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 14:52Comments(0)洋画

今夜、ロマンス劇場で

今年、13本目の映画。

思ったより、心,動かされる作品です。
最初は、映像を見せる作品かなぁ・・・・・そんな印象です。昭和のノスタルジーもコテコテに表現されています。

さらに、綾瀬 はるか の原色の衣装がひと際、映え、綾瀬 はるか自身も非常に美しいです。

コミカルな展開で、ストーリーは進んでいきますが、ラストは、究極のプラトニック。純粋に描かれている分、へんな臭さはなく、伝わってくるものも多いです。

秀作の部類に入る作品です。


  


2018年03月19日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 18:39Comments(0)邦画

花筐 / HANAGATAMI

今年、12本目の映画。

2017年 キネマ旬報 日本映画 ベスト2位作品です。
私は、この手の作品は、非常に好きです。ただし、好き嫌いは分かれると思います。
コテコテの大林宣彦作品です。反戦というメッセージも非常に良く伝わってきます。

舞台は、太平洋戦争突入前夜の唐津。映像はには、かなりのリアリティがあり、その当時の唐津を、良く表現出来ているように思えます。

自分たちの死というものを、何がに握られてしまっている・・・・・
そんな若者たちの魂の震えが見事に描写されています。

そして、ひときわ際立つのが、常盤 貴子。あまりにも、艶めかしすぎる。

  


2018年03月15日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 17:41Comments(0)邦画

シェイプ・オブ・ウォーター

今年、11本目の映画。

第90回 アカデミー賞 作品賞 受賞作品です。非常にわかりやすいタイプの作品賞受賞作品です。単純ということでは、ないけれど。

ただ、ギリギリのところで踏みとどまった感はあります。もうちょっとで、B級に転落してしまうような可能性もはらんでいたと思います。ただ、そうさせなかったのが、ギレルモ・デル・トロ監督の手腕ということですね。もちろん、監督賞も受賞しています。

時代背景は、1960年頃、ふるき良きアメリカを想わせる、そんな感覚も十分に残っている。
もちろん、映像からは、十二分に伝わってきます。ただ、そんな中に、米ソ冷戦のリアリティが、いやおうもなしに、入り込んでくる。

ある意味、言葉が世の中を作っているといえる。ただ、その発せられている言葉に無駄が多いことか?全く、真実がない・・・・虚構の言葉。そんなことを、この作品を観ながら、私は、感じていました。

主人公エリザベスと謎の生物は、言葉は話せなくても、話せないからこそ、大切なものが見え、純粋な精神だからこそ、理解もし合える。私は、あらためて、痛感いたしましたよ。

ラストは、まさに、おとぎ話ようです。




  


2018年03月13日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 13:26Comments(0)洋画

彼女がその名をしらない鳥たち

今年、10本目の映画。

蒼井 優は、もちろん、何か賞をあげてよい演技でした。ほぼ、完璧に役どころをこなしています。うまいです。

そして、阿部 サダヲも彼のキャラを十二分に発揮しています。この二人のキャスティングは、もう絶妙です。

ストーリー展開も意外と読めない。愛する人を守るというひとつの狂気に満ちた愛のかたちの表現です。そうすることしでしか人を愛せない・・・・・本当に最後の最後は究極のかたちです。

阿部 サダヲにも何か賞をあげたいですね。


  


2018年03月11日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 17:52Comments(0)邦画

マンハント

今年、9本目の映画。

イヤー、参った・・・・・年間に、数本こういう作品にぶち当たることがある。完全なB級です。
ジョン・ウー監督、一体どうした???本当に叫びたい作品です。

我慢して、最後まで観ましたが・・・・・観てしまった私がいけない。
全く、良いところがない、せめてアクションぐらいは・・・と思ったが、これもダメ。

福山、竹中、國村、この3人を出演させたなら、日本の一流半の監督たって、もっとましな作品、作れると思います。

福山 雅治が、かなり可哀そうです。


  


2018年02月25日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 17:47Comments(0)洋画

羊の木

今年、8本目の映画。

奇想天外なスチュエーションと、なかなか読みにくいストーリー。
舞台は、北陸のとある街。

のろろ祭り(実際は存在しないらしい) という奇祭の中で、クライマックスへと展開していくのであるが・・・・・ここまでは、結構、引き込まれていきます。
しかし、ラストの詰めが、非常に甘く、ちょっともったいない作品になってしいましたね。

やはり、松田 龍平は、何をやれせてもうまいです。
錦戸君は、この種の役どころであれば、まぁ、観れる演技ができますね。




  


2018年02月17日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 16:32Comments(0)邦画

スリー・ビルボード

今年、7本目の映画。

ストーリー展開は、この手のカテゴリーの作品としては、かなり、ハチャメチャ感あり。

サスペンスでもなく、ホラーでもない、いったいこの作品はどこへ向かっていくのだろう?

観始めはかなり、戸惑う。後半に向かうにつれて、様相がだんだん変っていく。

人と人の魂の触れあう瞬間、その描写が、見事に泥臭く描き出されている。少々、異色の作品ではありますね。





  


2018年02月16日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 16:53Comments(0)洋画

デトロイト

今年、6本目の映画。

事実が、作品のベースの場合、当然、それ以上でも、それ以下でもないケースが多い。
この作品も、それに近いのであるが、ただ、モーテルでのシーンは、戦慄と緊迫感がひしひしと伝わってくる。映像的にも、シンプルである。事実は、小説より奇なり ということか?

もとろん、アメリカ万歳的な作品ではく、自らの暗部を描きだそうとしてはいるが、ただし、
結局は、国家権力には、屈しなければならい・・・・・

やはり、正義はどこにあるのか?
ということを考えさせられる作品である。古代ギリシャから続く永遠のテーマである国家と市民のありかたも少し、頭をよぎった。






  


2018年02月14日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 16:25Comments(0)洋画

嘘を愛する女

今年、5本目の映画。

ストーリー展開としては、可もなく不可もなくといった感じ。
比較的に、ありがちなパターンで、人の過去を知っても、それも全て受け止めて、その人を愛せるのか? まぁ、ひとつの愛のかたちではある。

長澤 まさみは、役どころは、こなしていたと思う。だけど、役どころがイマイチチープ。ちょとかわいそうかな?

全体を通して、吉田 鋼太郎が、役どころにもはまり、非常にイイ味をだしていました。   吉田 鋼太郎が一番光ってた作品でした。




  


2018年02月08日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 08:04Comments(0)邦画

祈りの幕が下りる時

今年、4本目の映画。

邦画としては、なかなかの出来です。自然と涙をそそられます。へんにコテコテした感じではなく・・・・うまい構成、ストーリー展開ということですね。

親の子を想う気持ちが、メインテーマ、どちらかというと、くさくなりがちなテーマを、阿部  寛 松島 奈々子 溝端 淳平 小日向 文世らの演技が、ミステリーものではありますが、テーマをしっかりしたものにしています。

私は、TVシリーズは特に、観てはいませんが、この作品、単体でも十分に楽しめます。




 

  


2018年02月02日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 17:31Comments(0)邦画

CINEMA FIGHTERS

今年、3本目の映画。

6本の短編作品から出来ています。

私は、もとから、河瀬 直美監督の映像が見たくていきました。
やはり、一番よかったです。ただ、どの作品に感性が揺さぶられるかは、人それぞれだと思いますが・・・・・

河瀬監督が、奏でる光の旋律、その中の、とってもピュアで、とっても切ない二人。
あまりにも、全てがキレイすぎる。
山田 孝之と石井 杏奈が、とにかく好演。

この作品だけでも、観る価値十分にあります。


  


2018年01月31日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 21:18Comments(0)邦画

8年越しの花嫁

今年、2本目の映画。

事実をベースにした作品を映像にした場合、それ以上でも、それ以下でもないパターンが多い(こういった作品の宿命)のですが、この作品は違っていいました。

やはり、何といっても、佐藤 健と土屋 太鳳のそれぞれの演技が作品をしっかりしたものにしましたね。とても、想いが、観るものに伝わってきます。
佐藤 健は、他の作品においても、それなりの実績を残していますが、なんといっても土屋 太鳳。この作品で、ひと皮剥けた感があります。今後が、楽しみです。

愛・・・・様々で簡単に言葉に表すことは難しいけど・・・・この作品は、ひとつのかたちを鮮明に表現しています。



  


2018年01月17日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 14:02Comments(0)邦画

キングスマン ゴールデンサークル

2018年 今年、1本目の映画。

前作を、観なかったのが、とても残念に思えました。

エンターテイメント性は、非常に高く、超楽しめました。今年、最初の作品としては、なかなかいいスタートにないました。

ストーリー展開もスピーディ、意外性のあるアクション、そして、コミカルの要素もあり、お値段以上の作品です。

タロン・エガートン、はじめ、イギリス紳士の雰囲気と、そのギャップが、妙に心地よい。
それから、ハル・ベリーが、なかなか存在感があります。次のシリーズがあれば、きっとキーパソンになってきますね。


  


2018年01月15日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 21:47Comments(0)洋画

オリエント急行殺人事件

今年、2017 最後の51本目の映画。

私は、原作も読んだことなく、前作の映画も観てはいない。
何の先入感もなく観た率直な感想としては、豪華キャスティングだけが見どころと言った感じ、途中ところどころウトウトしてしまいました。

あえて映像で、観せる必要性があったのか?多分、原作を読んだことのある人からすれば、当然、原作を超えてるとは言い難いのでは?

ラストは、それなりのインパクトあります。ただ、原作だけをしっかり読んだほうが、伝わってくるものもきっと多いのでは・・・・・

そんな、今年最後の作品でした。



  


2017年12月31日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 22:51Comments(0)洋画

肯定と否定

今年、50本目の映画。

事実だけに、それ以上でも、それ以下でもなく、作品的には大きな盛り上がりはないです。

史実(ホロコースト)を、否定することはできるのか?もちろん、もちろんこの作品の通り、NOである。
個人の言論の自由、思想の自由は、当然、守れなければならいが、裁判で争った場合は、
当然の結果である。

ただ、肯定側もその論証を示さなくてはならない。その部分の裁判における戦略の立て方が、唯一の作品の見どころですね。


  


2017年12月30日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 18:01Comments(0)洋画

DESTINY 鎌倉ものがたり

今年、49本目の映画。

貧素なストーリー展開のわりには、チープ感はあまりないです。山崎 貴監督のVFXに救われた感じの作品です。

高畑 充希が全ての作品になっています。もし、彼女でなかったら・・・・!!??

なんでもない事でも、彼女の演技が、妙にリアル感を醸し出す。高畑 充希とVFXを観る作品として割り切って観れば、それなりに観れます。

それでも、ピンポイントでは、胸が熱くなるシーンもあります。




  


2017年12月27日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 08:01Comments(0)邦画

探偵はBARにいる 3

今年、48本目の映画。

3作目となると、なかなか作品の鮮度をキープしていくのも難しくはなってくる・・・・
ストーリーの展開については、まぁ可もなく不可もなくといったところ。

ただ、大泉 洋、松田 龍平のキャラは健在。とりあえず、私は、2人のキャラがあれば、この作品に関しては、それだけで、よしと思っています。
北川 景子の役どころが、ちょっとチープでかわいそう。前田 敦子に関しては、演技力の問題か????論外です。

まぁ、ご当地、札幌の人が観たら、違った見方もあるとは思いますが・・・・
ぎりぎり、元のとれる作品には、なっています。







  


2017年12月26日 Posted by ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け at 16:08Comments(0)邦画